No.040 90年続く伝説の味!新宿中村屋“純印度式カリー”が教える本物のインドカレー レストラン&カフェ マンナ |

No.040 90年続く伝説の味!新宿中村屋“純印度式カリー”が教える本物のインドカレー レストラン&カフェ マンナ

レストラン&カフェ「マンナ」

新宿中村屋公式webサイト分析レポート

レストラン&カフェ「マンナ」
レストラン&カフェ「マンナ」

1. ターゲット
新宿駅から徒歩数分という立地と、洗練されたカフェ空間、2,000円台メニュー構成から、主なターゲットは「買い物客やビジネスマン」、「食にこだわりのある大人世代」「家族連れ」と考えられます。老舗ブランドと歴史、「インド式カリー」のストーリーを強調していることから、伝統や本格派を求める層、また“本物志向”のカレーファンや観光客も多く訪れている印象です。

2. 訴求効果
最大の訴求ポイントは「伝統の本格インドカリー」で、公式サイトや店舗紹介では創業以来のストーリーや、食材・調理工程へのこだわりが強調されています。実際に

  • 「昭和2年発売のベストセラー」

  • 「厳選食材・独自調合スパイス・オリジナル調理法」

  • 「時を越えて愛される“恋と革命の味”」
    といったキャッチコピーでブランディングされています。
    単なるレトロ感ではなく、“本当のインドカリー”を日本に根付かせた草分けとしての誇りと自信を前面に出し、「ここでしか味わえない」という価値を訴求しています。

3. デザインのポイント(色彩、書体、余白)

  • サイト全体はベージュ・ブラウン系中心の落ち着いた色彩で、木の温もりや老舗の安心感、温かみが感じられます。

  • 書体は、公式ロゴや見出しにクラシカルな明朝体を使用し、伝統・格調・信頼性を訴求。本文は読みやすいゴシック体を併用し、可読性を高めています。

  • 余白は十分に設けられており、文章や写真の配置も整然とし、上質なイメージを損なわず、ゆったりとした閲覧体験を作り出しています。

  • 商品写真は「カリーの湯気」や「スパイスが際立つ盛り付け」など、五感に訴える演出が目立ちます。

4. カレーについて詳しく
中村屋「純印度式カリー」は、まさに日本の洋食カレーとは一線を画す本格インド仕立て。そのこだわりは、骨付き鶏肉・自家製ヨーグルト・バターなど丁寧に調理した素材、6種の薬味、三段階で合わせるスパイス、トマトやヨーグルトの酸味など多層的です。実際に食べると、

  • 一口目はバターや野菜由来のまろやかな甘みがふわっと広がりますが、すぐに奥深いコクと多層的なスパイスの香り、心地良い辛味が舌に追いかけてきます。

  • 辛さはやや控えめですが、後味のスパイス感で「本物」を実感できます。

  • 付け合わせ(チャツネ・らっきょう等)との組み合わせが味に変化を加え、最後まで飽きずに楽しめました。

私が実際に食べて感じたのは、「懐かしさと新鮮さが同居する唯一無二のカレー」ということ。普通の日本のカレーと違い、油っぽさも少なく何度でも食べたくなる奥深さがあります。特に、骨付き鶏肉はホロホロとした食感でカレーとよく絡み、薬味やヨーグルトの酸味が全体を引き締めていました。ほかで食べるインドカレーとも違う、中村屋独自の味わいです。

まとめの補足事項
デザインや訴求力は公式サイトだけでなく、実店舗の雰囲気や盛り付けでも徹底されています。カレーに関しては万人向けのマイルドさと本格的なスパイス使いのバランスが素晴らしく、「また行きたくなる味」として根強い支持があります。

Webサイト100選

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